「東大寺―如庵 愚拙房」の法名を持つ内田氏は、91年、アンコールワットなどの遺跡に関する出版取材のためカンボジアを訪問した。そこで見たものは、まさに泥水をすすって生きる人々の暮らしぶり。多くの子どもたちが下痢や脱水症状で死んでいく過酷な世界だった。
内田氏は、子どもたちにきれいな水を飲んでもらいたいと井戸堀りを開始、逝去されるまでに750本以上の井戸を掘り、住民に提供してきた。 そして、シェムリアップ市内に孤児院「だるま愛育園」を創設、今までに448人の孤児を社会に送り出した。
真世界宗教連合会 役員寄贈の井戸